遥か古代。

人類がまだ地上に存在しない時代に彼等はいた。
驚異的な生命力と闘争本能。
加えて他の生物の力を奪い取る合体能力を持つ生命体。
地上の覇者であった彼らは自らを デーモン と名乗った。
デーモンは地上を完全に我が物としていた。


  地球は彼らの惑星だったのだ。
神はそれをよしとせずデーモンを滅ぼそうと試みた。

それでもデーモンは創造主の意志を不服とした堕天使サタンに率いられ、その戦いさえも生き延びる。

そして次なる神との戦いに備え、氷河の中で眠りについた。

デーモンが目覚めた時、地上には新たな支配者が蠢いていた。

『人間』 と名乗る彼らは知性こそ高いものの、脆弱な肉体と精神を持った弱々しい生き物だった。

デーモンは再び活動を開始した。ひ弱な人間を王座から引きずり落とすことなど、たやすいことのはずであった。


悪魔人間・不動明が誕生するまでは…。



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